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2021.04.23

自分の睡眠を客観的に知る方法

 

【第12回】自分の睡眠を客観的に知る方法

 

さまざまな睡眠情報が紹介されている昨今、「レム睡眠」「ノンレム睡眠」という言葉はご存知だと思います。

 

「レム睡眠」は夢を見ながら記憶を整理する眠りで、短期記憶にインデックスをつけ、長期記憶に保存し直しています。
レム睡眠は、睡眠の後半(明け方)に増えていきます。
覚えた記憶を定着させるのに必要な眠りです。

 

「ノンレム睡眠」はレム睡眠以外の睡眠のことで、浅い睡眠から深い睡眠まで、4段階のレベルに分かれています。
ステージ3~4は、とても深い眠りで「深睡眠(しんすいみん)」と呼ばれています。
この深睡眠が大脳を休ませ、成長ホルモンを分泌したり、不要な記憶を消去するなどの役割があります。

 

 

 

浅いノンレム睡眠のステージ1~2は、意味のない眠りのように思うかもしれませんが、そうではありません。

2016年に発表された研究では、日ごろ睡眠不足を感じていない若者が睡眠時間を1時間伸ばしただけで、
血糖値やインスリン、ホルモン分泌などに関する数値が改善したと報告されています。
この1時間で増えたのは、浅いノンレム睡眠とレム睡眠。

つまり、浅い眠りにも役割があるのです。

 

さて、この睡眠段階は、どのように決まるのでしょうか?

正確に知るには、専門施設で脳波、眼球運動、筋電図を用いて判定します。
簡易な方法としては「睡眠計」という機器も販売されています。
これは、体動や心拍、呼吸などを測定して、判定します。

 

さらに簡易な方法としては、「睡眠アプリ」があります。精度はやや低くなりますが、およその目安にはなりますので、一度試してみるといいと思います。
眠れていないと思っていたら、意外と眠っていたり、逆のこともあります。

また、睡眠中の音を録音する機能を備えたアプリもあるので、いびきの状態を確認することもできます。

 

途中で呼吸が止まっているなら治療が必要なので、
睡眠時間をとっているのに疲れが取れない人は、ぜひ試してみてください。

 


三橋 美穂(快眠セラピスト・睡眠環境プランナー)

寝具メーカーの研究開発部長を経て、2003年に独立。これまでに1万人以上の眠りの悩みを解決してきており、とくに枕は頭を触っただけで、どんな合う枕がわかるほど精通。全国での講演や執筆活動のほか、寝具や快眠グッズのプロデュース、ホテルの客室コーディネートなども手がける。主な著書に『眠トレ!ぐっすり眠ってすっきり目覚める66の新習慣』(三笠書房)ほか、日本語版を監修した『おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本』(飛鳥新社)はシリーズ累計115万部を突破した。https://sleepeace.com/


 

 

 

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